2007年10月30日

福岡・北九州の地域経済を担う元気企業


東経ビジネス別冊 福岡・北九州の地域経済を担う元気企業

東経ビジネス別冊 福岡・北九州の地域経済を担う元気企業に弊社が掲載されました。

私達も地域の経済を担う一つの企業として、お客様のニーズに応え、
常に何事にも挑戦し続ける企業を目指します。

※下記内容は2007年10月現在のものです。



軽鉄・内装仕上工事

(株)岩下建装

常に自分達が住みたい、使いたいという気持ちで施工


長い不況の中で、建設業界は需要低迷のなかで喘いでいるが、当然、内装関係の業者も影響を受ける。下請けともなれば、なおさらだ。倒産に追い込まれる業者も多い。しかし、このような状況下にあっても地場後発ながら、着実に業績を伸ばしている会社がある。
社長を含めて従業員8人(専属職人80人)、会社設立10年で年商8億円を突破した岩下建装である。


■ゼロから身を起こした青春時代

 岩下祐士社長は18歳で軽鉄工事の見習い職人になり、20歳で独立、多くの協力を得て3年後に会社を設立するまで、早朝から夜遅くまで働きづめで、休みをとる暇もなかったと当時を振り返る。裸一貫の身では銀行も融資してくれない。若さにまかせ、がむしゃらに働いて会社設立資金をつくったという。現在では、福岡市を中心に県内各地のビル・マンションや病院等の軽鉄工事、内装仕上工事を手がけている。 


■総勢80人の工事スタッフ「岩下会」

 岩下建装はどんな小さな仕事でも手を抜くことなく、仕上げの良さにこだわる。「早い・美しい・技術の向上」をモットーに、職人さんに対しても現場に出て厳しく指導し、国家一級技能検定試験を取得させるなど常に技術の向上を目指している。一方、職人さんとのコミュニケーションも年間を通して実施、桜の時期は職人さんたちとの花見の宴を設けるなど、親睦を図ることも欠かさない。岩下社長の堅実な経営手腕と人柄の良さに職人さんとの信頼関係は厚い。

 現在、多種多様な仕事が求められる建設業界において、総勢80人の工事スタッフの存在は、あらゆるニーズに対応し、常に何事にも挑戦し続ける岩下建装の躍進の大きな原動力となっている。


■職人の独立を支援しネットワーク化を図る

「一介の職人からここまでこれたのも、人と人との付き合いを大切にしてきた結果だと思っています。こんな時代だから高望みはしていません。むしろ、私の元で力を貸してもらっている職人さんたちに早く独立してもらいたい、会社を起こしてもらいたい。そのバックアップに力を注ぎたいと考えています」と話す岩下社長。こうして独立した職人さんの会社とネットワークを組んで仕事の情報の交換を図りながら、競争が激化するこの業界で確固とした地盤を固めていくのが、目下の夢だという。がむしゃらに働いた職人時代の経験から体得した岩下社長のならではの経営戦略なのだろう。

 決して無理をせず、一歩一歩着実に足元を固めていく姿勢に徹しようとしている。まさに時代を見据えた見識といえるだろう。


『東経ビジネス別冊 福岡・北九州の地域経済を担う元気企業』



posted by iwaken at 09:46 | プレスリリース

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